一人より、二人?
ふぅー、人混みのなかふっと顔をあげ、周りに視線を流した時、なぜか朝の男性を見たような気がした。
一瞬のことだったのに、なのに何故あの男性だと思ったのか?
私、頭、おかしいのかも!
なぜだか、また会えるような予感がして今までそんなこと感じたことも無かったのに。
私、どうかしてる!!
私にそんな特殊な能力なんてないのに、『会える予感!』バカバカしい…
溜息よりも笑ってしまいそうだった。