エリート弁護士は、ショコラティエの彼女を独占欲で満たしたい。
「え、ババロア? これも作ったの?」
「うん。それにこれはショコラのホットミルクで――」
メニュー全て食べてもらうと、全て満足してもらえて「オープンしたら絶対来るね!」と言ってもらえた。その後は学生時代の話になり、楽しい時間を過ごすことができた。
翌日から私は、お店のインスタを開設した。
商品のチョコレートを綺麗に写真を撮影しオープンまで毎日投稿した。開業している人から聞いた話で、経歴も載せた方がお客さんが集まるということで載せたんだけど……それがきっかけで、ある人からダイレクトメッセージがやってきた。