エリート弁護士は、ショコラティエの彼女を独占欲で満たしたい。



「いえ、ありがとうございます。八神さん。いただきます」

「うん、どうぞ」


 グラスを持ち、口につけて一口飲んだ。そしたら一気に飲んでしまった。そういえば、夕方から何も飲んでなかったしあんなことがあったから喉乾いてたのかな……


「双葉さん、お風呂入る? 服なら貸すよ」

「え、でも……悪いですし」

「なんもしないから、遠慮しないで」


 八神さんはニコニコして言ってきたので私は頷くしかなかった。



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