エリート弁護士は、ショコラティエの彼女を独占欲で満たしたい。



「……っぁ」


 我慢してたのに甘い声が溢れて、それから肌が触れる度に自分ではないような淫らな声が聞こえてきた。


「……可愛い、郁花ちゃん」

「へっ!? お、起きてたんですか?」

「うん。可愛くて、声も」


 八神さんは私をあっという間に向かい合わせにすると、額にキスをした。



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