チョコレート【短】


そして愛依をまっすぐ見て言った。

「・・・愛依は俺のだ。」

瞬間、愛依は大きい瞳を、もっと大きくした。


「ふざけたこと言ってんじゃねぇ!」

ついにキモ男が殴りかかってきた。
俺はそれを軽くよけて、ギャラリーのことを考え・・・

バチン!

勢いよく、キモ男に"デコピン"をした。

「いってぇ~」

キモ男は涙目。
その瞬間、食堂は大爆笑がおきた。

大勢の生徒に笑われ、キモ男は耐えられなくなったのかどこかへ走り去っていった。










_.......



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