闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
そして次の休日はすぐにやってきた。
ユウナは朝起きたときから胸がドキドキしていて、本当に山の中に入るのだと自分に何度も言い聞かせないといけなかった。
白いリュックの中身を取り出して、指差し確認をしていく。
懐中電灯。
方位磁石。
笛。
虫除けスプレー。
飲み物。
それに少しの食料だ。
服装は長袖長ズボンで、寒くなってきたときのために薄めのジャンパーも用意した。
リュックを背負って家を出るとき、母親がリビングから出てきそうだったので慌てて玄関から出た。
そのまま足をゆるめることなく最寄りのバス停まで急ぐ。
さすがにこんな格好を見られたら引き止められてしまうだろう。
バス停に到着するまでに何度も振り向いたけれど、母親が追いかけてくる様子はなくてホッと胸をなでおろした。
そして次の休日はすぐにやってきた。
ユウナは朝起きたときから胸がドキドキしていて、本当に山の中に入るのだと自分に何度も言い聞かせないといけなかった。
白いリュックの中身を取り出して、指差し確認をしていく。
懐中電灯。
方位磁石。
笛。
虫除けスプレー。
飲み物。
それに少しの食料だ。
服装は長袖長ズボンで、寒くなってきたときのために薄めのジャンパーも用意した。
リュックを背負って家を出るとき、母親がリビングから出てきそうだったので慌てて玄関から出た。
そのまま足をゆるめることなく最寄りのバス停まで急ぐ。
さすがにこんな格好を見られたら引き止められてしまうだろう。
バス停に到着するまでに何度も振り向いたけれど、母親が追いかけてくる様子はなくてホッと胸をなでおろした。