闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
それからユウナは何度か同じことを繰り返した。
一度受話器を置いてサエの名前を言ったりもしたけれど、それに対しての返事はなかった。
もしかしたら真実の電話は1度しか使えないのかもしれない。
でも、そんなことはサイトに書かれていなかったのにな。
ブツブツと口の中で考えながら歩いていると、気がつけば麓まで下りてきていた。
空はまだオレンジ色で、バスも残っている。
ユウナはホッと安堵のため息を吐き出して、帰りのバスに乗り込んだのだった。
それからユウナは何度か同じことを繰り返した。
一度受話器を置いてサエの名前を言ったりもしたけれど、それに対しての返事はなかった。
もしかしたら真実の電話は1度しか使えないのかもしれない。
でも、そんなことはサイトに書かれていなかったのにな。
ブツブツと口の中で考えながら歩いていると、気がつけば麓まで下りてきていた。
空はまだオレンジ色で、バスも残っている。
ユウナはホッと安堵のため息を吐き出して、帰りのバスに乗り込んだのだった。