闇夜ヨルの恐怖記録 4
サエは手帳のコーナーに立っていて、キャラクターイラストが入ったものを眺めている。
表紙はふわふわのファーが付けられていて、キャラクターの小さなぬいぐるみもぶら下がっている。
ただの手帳と言っても1000円以上はしそうだ。
そんな高価なものを買うんだろうかと思って横目で見ていると、サエの動きがおかしくなった。
手帳を持ったままレジから遠い棚の影に隠れたのだ。
咄嗟にスマホを取り出してその後を追いかけた。
サエはチラチラとレジ内にいる店員へ視線を向けて気にしている様子だ。
その時、店内のお客さんがレジに並んだ。
店員はレジに集中して店内の様子を確認することができなくなる。
そのスキをついたようにサエは手帳をカバンの中に入れたのだ。
ユウナはその様子をスマホで撮影した。
シャッター音は店内音楽によってかき消され、サエはそのまま足速に店内から逃げ去っていったのだった。
表紙はふわふわのファーが付けられていて、キャラクターの小さなぬいぐるみもぶら下がっている。
ただの手帳と言っても1000円以上はしそうだ。
そんな高価なものを買うんだろうかと思って横目で見ていると、サエの動きがおかしくなった。
手帳を持ったままレジから遠い棚の影に隠れたのだ。
咄嗟にスマホを取り出してその後を追いかけた。
サエはチラチラとレジ内にいる店員へ視線を向けて気にしている様子だ。
その時、店内のお客さんがレジに並んだ。
店員はレジに集中して店内の様子を確認することができなくなる。
そのスキをついたようにサエは手帳をカバンの中に入れたのだ。
ユウナはその様子をスマホで撮影した。
シャッター音は店内音楽によってかき消され、サエはそのまま足速に店内から逃げ去っていったのだった。