闇夜ヨルの恐怖記録 4
ユウナが勉強に集中できるようになれば、自分とはいいライバルになれたのではないかと後悔していた。
「これからはちゃんとユウナの友達になりたい。勉強だって運動だって、きっとユウナならやればできると思うから」
キミの言葉にユウナは視線をそむけた。
「どうかな、勉強ができたのはただの偶然かもしれないし」
そう言うとキミとサエは顔を見合わせて「私達そういうところが嫌いだったの」と、苦しそうな声で言った。
「え?」
「私は勉強や運動を毎日頑張って自分の夢に少しでも近づこうとしてる。だけどユウナはなんの努力もしていない。怠けてるって思ったの」
サエの言葉にユウナは返す言葉がなかった。
勉強していても集中できなくてすぐにマンガを読み始めた。
テレビを見始めると離れられなくて、手伝いをおろそかにした。
それだけじゃない。
今までたくさんのことを怠けてきたのだ。
それは学校内にいても同じで、すべてに対して怠慢に過ごしてきたユウナを見て努力している2人は腹を立てていたのだ。
家にいたって両親からどれだけ注意されても自分の行動を変えようとはしなかった。
思い出せば思い出すほど自分のしてきたことが恥ずかしく感じられる。
「……ごめん」
ユウナは今までの行いを思い出してつぶやいた。
自分が何もしなくても他人には迷惑をかけていないと思ってきた。
でも実際には違うんだ。
「これからはちゃんとユウナの友達になりたい。勉強だって運動だって、きっとユウナならやればできると思うから」
キミの言葉にユウナは視線をそむけた。
「どうかな、勉強ができたのはただの偶然かもしれないし」
そう言うとキミとサエは顔を見合わせて「私達そういうところが嫌いだったの」と、苦しそうな声で言った。
「え?」
「私は勉強や運動を毎日頑張って自分の夢に少しでも近づこうとしてる。だけどユウナはなんの努力もしていない。怠けてるって思ったの」
サエの言葉にユウナは返す言葉がなかった。
勉強していても集中できなくてすぐにマンガを読み始めた。
テレビを見始めると離れられなくて、手伝いをおろそかにした。
それだけじゃない。
今までたくさんのことを怠けてきたのだ。
それは学校内にいても同じで、すべてに対して怠慢に過ごしてきたユウナを見て努力している2人は腹を立てていたのだ。
家にいたって両親からどれだけ注意されても自分の行動を変えようとはしなかった。
思い出せば思い出すほど自分のしてきたことが恥ずかしく感じられる。
「……ごめん」
ユウナは今までの行いを思い出してつぶやいた。
自分が何もしなくても他人には迷惑をかけていないと思ってきた。
でも実際には違うんだ。