闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆

それからのユウナはもう真実の電話になんて行かなくなった。


そんな電話で真実を聞かなくても、一番仲のいい2人はいつでもそばにいてくれる。


2人がたくさん教えてくれる分、ユウナもたくさん努力をして、できることが増えてくる。


「ユウナ!」


体育館のバレーボールコートの中、キミに声をかけられてユウナは高く飛んだ。


その右手はバレーボールに当たり、相手コートに勢いよく飛んでいく。


ボールは相手チームの手をすり抜けてコート内に落下した。


「やったぁ!!」


点数が入った瞬間3人は笑顔でハイタッチを交わしたのだった。
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