闇夜ヨルの恐怖記録 4
「ねぇユキコ、そのカメラはもう捨てたほうがいいよ」
「そ、そうかな?」
ひと目で気に入って購入したカメラを捨てるのは気がひける。
けれどこれからも怪奇現象が起きるようなら、もう手元に持っているわけにはいかなかった。
500円だったし、お目当てのものは撮影できたことで、手放す決意もついた。
「結局あの写真の少女についてはわからないままだけど、仕方ないよね」
2人で近くのゴミ捨て場にやってきて、ユリが呟く。
「うん。もうやめよう。本当に怖くなってきちゃったし」
ユキコはそう言って、ゴミ捨て場のボックスにカメラを投げ込んだのだった。
「そ、そうかな?」
ひと目で気に入って購入したカメラを捨てるのは気がひける。
けれどこれからも怪奇現象が起きるようなら、もう手元に持っているわけにはいかなかった。
500円だったし、お目当てのものは撮影できたことで、手放す決意もついた。
「結局あの写真の少女についてはわからないままだけど、仕方ないよね」
2人で近くのゴミ捨て場にやってきて、ユリが呟く。
「うん。もうやめよう。本当に怖くなってきちゃったし」
ユキコはそう言って、ゴミ捨て場のボックスにカメラを投げ込んだのだった。