闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
ユキコたちC組は4時間目が体育の授業になっていた。
給食前に体育の授業を受けると食欲が落ちてしまうからあまり好きではないのだけれど、ユリと2人でペアを組んでのバドミントンは楽しかった。
「運動した後ってお腹減るよねぇ」
「え、そうかなぁ? 私食べられなくなるけど」
「嘘!? あ、でも確かに持久走とかの後だとご飯が入らなくなるかも」
そんな会話をしながらダラダラとラケットを振る。
羽に当たろうがあたらまいが、あまり関係がなかった。
時々先生に注意されるけれどみんな似たようなものだ。
と、強い風が吹いてユリが打ち返した羽が大きく起動をそれた。
羽はグングンと飛ばされてグラウンドの端の方に落下する。
「あーっ」
ユキコは大きな口を開けて羽の起動を視線で追いかけ、ため息を吐き出した。
あれを取りに行くのはかなり面倒だ。
ユキコたちC組は4時間目が体育の授業になっていた。
給食前に体育の授業を受けると食欲が落ちてしまうからあまり好きではないのだけれど、ユリと2人でペアを組んでのバドミントンは楽しかった。
「運動した後ってお腹減るよねぇ」
「え、そうかなぁ? 私食べられなくなるけど」
「嘘!? あ、でも確かに持久走とかの後だとご飯が入らなくなるかも」
そんな会話をしながらダラダラとラケットを振る。
羽に当たろうがあたらまいが、あまり関係がなかった。
時々先生に注意されるけれどみんな似たようなものだ。
と、強い風が吹いてユリが打ち返した羽が大きく起動をそれた。
羽はグングンと飛ばされてグラウンドの端の方に落下する。
「あーっ」
ユキコは大きな口を開けて羽の起動を視線で追いかけ、ため息を吐き出した。
あれを取りに行くのはかなり面倒だ。