闇夜ヨルの恐怖記録 4
4時間目の授業が終わるチャイムを聞いてから、2人は女子トイレを出た。
ユリはどうにか泣き止んでいたけれど、目が赤く充血している。
C組の教室へ戻った時なんとなく嫌な雰囲気を覚えたのはユキコだった。
ユキコはドアの前に立って教室内を見回してみた。
しかし、変わったところは特になくて気のせいだったのかと首をかしげる。
そして自分の席へ向かったときだった。
机の上にあのカメラが置かれていたのだ。
今朝確かに公園で捨ててきたあのカメラ。
「なんで……」
声が震え、そして掠れてしまってうまく出なかった。
隣でユリが両手を口に当てて驚愕している。
「誰がこんなことしたの!?」
恐怖を振り払おうとしたら、大きな声が出てしまった。
怒鳴るような声に驚いたクラスメートたちがこちらへ視線を向ける。
「どうしたの?」
仲のいいクラスメートが心配して聞いてくる。
「このカメラ、誰が私の机に置いたの!?」
しかし、その質問に答える生徒はいなかった。
みんなが一様に首を傾げている。
ユリはどうにか泣き止んでいたけれど、目が赤く充血している。
C組の教室へ戻った時なんとなく嫌な雰囲気を覚えたのはユキコだった。
ユキコはドアの前に立って教室内を見回してみた。
しかし、変わったところは特になくて気のせいだったのかと首をかしげる。
そして自分の席へ向かったときだった。
机の上にあのカメラが置かれていたのだ。
今朝確かに公園で捨ててきたあのカメラ。
「なんで……」
声が震え、そして掠れてしまってうまく出なかった。
隣でユリが両手を口に当てて驚愕している。
「誰がこんなことしたの!?」
恐怖を振り払おうとしたら、大きな声が出てしまった。
怒鳴るような声に驚いたクラスメートたちがこちらへ視線を向ける。
「どうしたの?」
仲のいいクラスメートが心配して聞いてくる。
「このカメラ、誰が私の机に置いたの!?」
しかし、その質問に答える生徒はいなかった。
みんなが一様に首を傾げている。