闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
翌日、結局ほとんど勉強しないままユウナは学校へ来ていた。
どれだけ勉強ができなくても、スポーツができなくても別に困ることなんてない。
誰にも迷惑はかけていないし、なんとなくなるようになってきているし。
ユウナは1人でぼんやりと体操着に着替えていた。
体育が好きな子たちはいち早く着替えを終えて、休憩時間中にすでにボールを持って遊んでいる。
その様子を見ながらのろのろと体育館へと足を進めた。
本当は理由を付けて休みたかったけれど毎回腹痛とか、頭痛を理由にしているため
最近では体育の先生に怪しまれるようになっていた。
他の授業はちゃんと受けているのに、どうして体育のときだけ体調が悪くなるのかと、注意をされたばかりだった。
だから今度仮病を使うときはもう少しほとぼりが冷めてからでないといけないのだ。
体育館の中に最後に入ってきたのはユウナで、先生はすでにみんなを集合させて待っていた。
「遅いですよ」
「……はい」
まだ授業開始の合図も鳴っていないのにと、ユウナは仏頂面になる。
みんなからは含み笑いを声が漏れて聞こえてきた。
翌日、結局ほとんど勉強しないままユウナは学校へ来ていた。
どれだけ勉強ができなくても、スポーツができなくても別に困ることなんてない。
誰にも迷惑はかけていないし、なんとなくなるようになってきているし。
ユウナは1人でぼんやりと体操着に着替えていた。
体育が好きな子たちはいち早く着替えを終えて、休憩時間中にすでにボールを持って遊んでいる。
その様子を見ながらのろのろと体育館へと足を進めた。
本当は理由を付けて休みたかったけれど毎回腹痛とか、頭痛を理由にしているため
最近では体育の先生に怪しまれるようになっていた。
他の授業はちゃんと受けているのに、どうして体育のときだけ体調が悪くなるのかと、注意をされたばかりだった。
だから今度仮病を使うときはもう少しほとぼりが冷めてからでないといけないのだ。
体育館の中に最後に入ってきたのはユウナで、先生はすでにみんなを集合させて待っていた。
「遅いですよ」
「……はい」
まだ授業開始の合図も鳴っていないのにと、ユウナは仏頂面になる。
みんなからは含み笑いを声が漏れて聞こえてきた。