闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
翌日、日直だったユウナはいつもより30分も早く家を出た。
昨日は結局夜中までテレビを見ていて、すっかり寝不足だ。
朝起きたときに母親からは『その集中力を別のところに使ってくれたらいいのに』と、愚痴られてしまった。
まだ誰もない学校の校門を抜けると体育館から生徒たちの声が聞こえてき、ユウナはふらふらとそちらへ足を進めた。
こんなに早い時間から何をしているんだろう?
開いている窓から中の様子を覗いてみると、バレー部の生徒たちが練習をしている姿が見えた。
こんな早い時間からもう練習してるんだ。
そう思い、そっと窓から離れる。
グラウンドからも声が聞こえると思っていると、男子と女子のサッカー部員たちの姿が見えた。
その中にはキミの姿もあり、まだ早朝だというのにすでに汗だくになっているのがわかった。
「うぇ、キミって汚い」
べぇっと舌を出して校舎へと向かう。
いくら運動が好きでもこんなに朝早くからなんてできない。
キミたちの気が知れない。
翌日、日直だったユウナはいつもより30分も早く家を出た。
昨日は結局夜中までテレビを見ていて、すっかり寝不足だ。
朝起きたときに母親からは『その集中力を別のところに使ってくれたらいいのに』と、愚痴られてしまった。
まだ誰もない学校の校門を抜けると体育館から生徒たちの声が聞こえてき、ユウナはふらふらとそちらへ足を進めた。
こんなに早い時間から何をしているんだろう?
開いている窓から中の様子を覗いてみると、バレー部の生徒たちが練習をしている姿が見えた。
こんな早い時間からもう練習してるんだ。
そう思い、そっと窓から離れる。
グラウンドからも声が聞こえると思っていると、男子と女子のサッカー部員たちの姿が見えた。
その中にはキミの姿もあり、まだ早朝だというのにすでに汗だくになっているのがわかった。
「うぇ、キミって汚い」
べぇっと舌を出して校舎へと向かう。
いくら運動が好きでもこんなに朝早くからなんてできない。
キミたちの気が知れない。