闇夜ヨルの恐怖記録 4
☆☆☆
日誌を書き終えた後は好きなマンガを読んで授業が始まるのを待った。
途中でキミが教室に入ってきたけれど、汗臭くて顔をしかめてしまった。
いくら汗をタオルで吹いてみても練習後のニオイは簡単には消えない。
そこまでしてサッカーをする理由がユウナにはわからなかった。
「キミおはよう。今日も朝練?」
「おはようサエ。そうだよ」
マンガに視線を落としてみても、2人の会話がどうしても耳に入ってきてしまう。
いつ自分の話題が出てくるか緊張してしまうのだ。
しかし想像とは違って2人は普段よりおとなしかった。
登校してきたサエが静かに勉強を始めたのだ。
サエは休憩時間中にはよくこうして1人で黙々と勉強をしている。
そんなに勉強をして将来なにになるつもりなのか、ユウナには検討もつかないけれど。
とにかく今はなにも言われなさそうだと安心して再びマンガに視線を落としたのだった。
日誌を書き終えた後は好きなマンガを読んで授業が始まるのを待った。
途中でキミが教室に入ってきたけれど、汗臭くて顔をしかめてしまった。
いくら汗をタオルで吹いてみても練習後のニオイは簡単には消えない。
そこまでしてサッカーをする理由がユウナにはわからなかった。
「キミおはよう。今日も朝練?」
「おはようサエ。そうだよ」
マンガに視線を落としてみても、2人の会話がどうしても耳に入ってきてしまう。
いつ自分の話題が出てくるか緊張してしまうのだ。
しかし想像とは違って2人は普段よりおとなしかった。
登校してきたサエが静かに勉強を始めたのだ。
サエは休憩時間中にはよくこうして1人で黙々と勉強をしている。
そんなに勉強をして将来なにになるつもりなのか、ユウナには検討もつかないけれど。
とにかく今はなにも言われなさそうだと安心して再びマンガに視線を落としたのだった。