私の周りにヤンデレしかいないんだが
悠利先輩は高校生だけど、プロのデザイナーとして活躍してる。家がアパレル関係の会社を経営しているからかな。悠利先輩の作った服は若い女性の間で可愛いと評判で、お店に新作が並べば即完売しちゃう。そんな服を一番に着せてもらえるって嬉しいんだけど、でも……。
「悠利先輩、私、毎回モデルをしたらタダで服を貰ってます。新作が出るたびに貰うのはちょっと申し訳ないというか……」
悠利先輩の服は、ブランド物ということもあって少し高い。庶民の財布にはかなり厳しいだろう。そんな服を毎回タダで貰うなんて、悠利先輩の服が好きな人に失礼な気がするんだ。
でも、目の前にいる悠利先輩はニコニコと笑いながら「うんうん、で?」と気にしていない。毎回そうだ。断っても私の腕を掴んで歩いて行く。
「言い訳は聞きませ〜ん。大人しくモデルしてくださ〜い」
(可愛い美紅は俺の作った服だけを着させたいんだ。そんで隠しカメラでさらに可愛くなった美紅を連写して、あとでじっくり見るんだ)
「は?」
「悠利先輩、私、毎回モデルをしたらタダで服を貰ってます。新作が出るたびに貰うのはちょっと申し訳ないというか……」
悠利先輩の服は、ブランド物ということもあって少し高い。庶民の財布にはかなり厳しいだろう。そんな服を毎回タダで貰うなんて、悠利先輩の服が好きな人に失礼な気がするんだ。
でも、目の前にいる悠利先輩はニコニコと笑いながら「うんうん、で?」と気にしていない。毎回そうだ。断っても私の腕を掴んで歩いて行く。
「言い訳は聞きませ〜ん。大人しくモデルしてくださ〜い」
(可愛い美紅は俺の作った服だけを着させたいんだ。そんで隠しカメラでさらに可愛くなった美紅を連写して、あとでじっくり見るんだ)
「は?」