私の周りにヤンデレしかいないんだが
十くんにそう笑いかけると、十くんの頬が赤く染まっていく。ああ、これってもしかして……。
「ならよかった」
(美紅ちゃんのこと、すごく好きだな)
十くんは私のこと、好きでいてくれてるんだ。誰にも恋愛感情は抱いてないけど、好きになってもらうのは嬉しくてドキッとしちゃう。
「ねえ、もし時間あったらカフェでスイーツでも食べない?」
(もっと美紅ちゃんと話したい。独り占めしたい)
「うん、いいよ」
十くんに誘われ、私たちは一階にあるカフェへと向かった。
お金持ちがたくさん通っている学校だから、一般の学校でいう食堂も緊張してしまうほど豪華で、まるで高級レストランに来たような感覚を一般人である私は覚えてしまう。
お金持ちの十くんは気にしてないみたいで、「カフェ」って読んでるけどね。こんな広々として、一流シェフが料理を作る場所をカフェって呼べるなんて……。
カフェには緑や花が綺麗な中庭を楽しみながら食べられるテラス席もあり、生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキを注文した後、その席に二人で座る。
「ならよかった」
(美紅ちゃんのこと、すごく好きだな)
十くんは私のこと、好きでいてくれてるんだ。誰にも恋愛感情は抱いてないけど、好きになってもらうのは嬉しくてドキッとしちゃう。
「ねえ、もし時間あったらカフェでスイーツでも食べない?」
(もっと美紅ちゃんと話したい。独り占めしたい)
「うん、いいよ」
十くんに誘われ、私たちは一階にあるカフェへと向かった。
お金持ちがたくさん通っている学校だから、一般の学校でいう食堂も緊張してしまうほど豪華で、まるで高級レストランに来たような感覚を一般人である私は覚えてしまう。
お金持ちの十くんは気にしてないみたいで、「カフェ」って読んでるけどね。こんな広々として、一流シェフが料理を作る場所をカフェって呼べるなんて……。
カフェには緑や花が綺麗な中庭を楽しみながら食べられるテラス席もあり、生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキを注文した後、その席に二人で座る。