私の周りにヤンデレしかいないんだが
「懐かしいな〜。美紅ちゃんと仲良くなれたきっかけって、ここで一緒にスイーツを食べたことだよね」
(あの時から絶対僕のものにするって決めてるんだ。僕以外なんて絶対選ばせない)
「そうだね、懐かしい」
ニコニコしている天使みたいな男の子は、心の中でめちゃくちゃ怖いことを考えている。作った笑顔が引き攣っていくような気がした。
「お待たせいたしました、パンケーキです」
ふわふわのパンケーキが運ばれてきて、お皿にそれぞれ盛り、小さく切ったパンケーキを口に入れる。生クリームは甘ったるくなく、フルーツは新鮮でおいしい。
「んん〜!おいしい!」
私が頬を押さえながら言うと、(可愛い可愛い)と十くんの心の声が聞こえてくる。可愛いしか言ってないけど。
「美紅ちゃん、ほっぺにクリームついてる」
(とってあげなきゃ)
十くんの細い指が頬に触れる。刹那、十くんの心の声がまた聞こえてきた。
(本当に可愛い……。そうだ!今度家にスイーツを口実に招待しよう。その時に紅茶に睡眠薬でも入れて寝ている隙に僕のものに……)
一気に食欲がなくなってしまう。可愛い男の子はヤンデレくんでした。
(あの時から絶対僕のものにするって決めてるんだ。僕以外なんて絶対選ばせない)
「そうだね、懐かしい」
ニコニコしている天使みたいな男の子は、心の中でめちゃくちゃ怖いことを考えている。作った笑顔が引き攣っていくような気がした。
「お待たせいたしました、パンケーキです」
ふわふわのパンケーキが運ばれてきて、お皿にそれぞれ盛り、小さく切ったパンケーキを口に入れる。生クリームは甘ったるくなく、フルーツは新鮮でおいしい。
「んん〜!おいしい!」
私が頬を押さえながら言うと、(可愛い可愛い)と十くんの心の声が聞こえてくる。可愛いしか言ってないけど。
「美紅ちゃん、ほっぺにクリームついてる」
(とってあげなきゃ)
十くんの細い指が頬に触れる。刹那、十くんの心の声がまた聞こえてきた。
(本当に可愛い……。そうだ!今度家にスイーツを口実に招待しよう。その時に紅茶に睡眠薬でも入れて寝ている隙に僕のものに……)
一気に食欲がなくなってしまう。可愛い男の子はヤンデレくんでした。