私の周りにヤンデレしかいないんだが
弟みたいな人の本音
次の日、私はため息をつきながら学校へと向かう。十くんの心の声が怖すぎてあの後はパンケーキを楽しめず、ドキドキしながら家に帰ったのだ。ちなみに、文句の電話を雫ちゃんにしたら「いいなぁ、楽しそう!」とのん気な言葉を言われた。
道ゆく男性の心の声が聞こえてくるため、しんどい。仕事の愚痴とかならまだいいんだけど、(最近の女子高生って発育いいんだな)とか気持ち悪い声も聞こえてくるんだから!!
「白雪先輩、おはようございます」
背後から声をかけられて振り向けば、竹刀を袋に入れて肩にかけたメガネをかけた高身長男子がいた。彼は中等部三年生の三葉龍羽(みつばりゅうは)くん。困っているところを助けてから、ちょくちょく話す中だ。弟ができたみたいで嬉しい。
「龍羽くん、おはよう。今日は剣道部の朝練ないんだね」
「はい。なので、一緒に登校していいですか?」
(先輩、今日も可愛い。毎朝登校できたら幸せなんだけどな)
龍羽くんの心の声が聞こえてくる。彼も私に好感を持ってくれているのかな?
道ゆく男性の心の声が聞こえてくるため、しんどい。仕事の愚痴とかならまだいいんだけど、(最近の女子高生って発育いいんだな)とか気持ち悪い声も聞こえてくるんだから!!
「白雪先輩、おはようございます」
背後から声をかけられて振り向けば、竹刀を袋に入れて肩にかけたメガネをかけた高身長男子がいた。彼は中等部三年生の三葉龍羽(みつばりゅうは)くん。困っているところを助けてから、ちょくちょく話す中だ。弟ができたみたいで嬉しい。
「龍羽くん、おはよう。今日は剣道部の朝練ないんだね」
「はい。なので、一緒に登校していいですか?」
(先輩、今日も可愛い。毎朝登校できたら幸せなんだけどな)
龍羽くんの心の声が聞こえてくる。彼も私に好感を持ってくれているのかな?