先生×アタシ×先生
うがいを終えてベッドに戻ったら、ちょうど先生が戻って来た。
「歌乃ちゃんこれね、お薬の煙を吸う機械なの!痛くないからね。」
口に当てられ、されるがまま吸った。
「先生もう苦しくない。」
「よく頑張ったからだよ!えらいぞ〜!」
「子供扱いするなよ。ゲホっ…」
「えへへ、、歌乃ちゃんちょっと熱が高いから、楽になるようにあと一つだけ頑張れない??」
「もう無理、先生のせいで吐いちゃったから!」
「でも呼吸楽になったでしょ笑!」
「全くなってない!!!」
「じゃあ、もう一回やろうか??ニヤ。」
「あ、楽になって来た!!かも!」
「それはよかったね〜!!」
この先生優しいの?Sなの?どっち!!
「九重先生、持って来ますね」
看護師さんが何かを持ってくるみたい…
痛いものだったら絶対嫌だからね。
「…先生ってさ…九重って言うの?」
歌乃の主治医の先生
九重大輝先生 ここのえたいき
「歌乃ちゃん俺のこと覚えてない?」
「うん、知らない」
「え〜悲しいなぁ!!!健康診断で診察したんだけど…」
「そんなの何でいちいち覚えてるの?キモすぎ!!笑笑」
「歌乃ちゃんはね、特別覚えてるの。この子ギャルみたいな見た目なのに実は病院怖いんだなぁ〜って。笑笑」
「こ、怖くねえし!!」
「じゃあ、熱下げるためにあと一つだけ頑張れるよね????」
「それとこれとは違う!!!怒」
先生と言い合いをしていると、看護師さんが何かを持ってきて先生に渡した。
「歌乃ちゃん、熱を下げるために座薬入れよう!痛くないから!安心してよ。」
「座薬ってなに!?」
「お尻から薬を入れるんだよ!大丈夫痛くないよ!」
「そんなの無理!やった事ない!!!絶対嫌だ涙。。」
先生にお尻を見られるのが嫌なんじゃなくて、やった事ないことをやることが怖い。
「先生じゃ恥ずかしければ、看護師さんに頼もうか?」
「絶対嫌だ、無理!涙」
「これ入れば熱下がって楽になる!朝までぐっすり!!約束するよ!」
嫌がっている歌乃に先生が耳元で囁いた。
「来年も健康診断担当するんだよなぁ〜歌乃ちゃんって病院怖いんだよ〜ってみんなに言っちゃおっかな〜?」
「それは絶対ダメ!!!!」
「じゃあ頑張ろう!!」
このクソ野郎、弱み握りやがって…
でもこの辛いの治るならいいかも。
歌乃はうなずいた。
「すぐ看護師さん呼んでくるね!」
「待って…」
「ちょっとだけだよ、ほんのちょっとだけ怖い気がするから先生がやって…」
「うん、わかったよ!準備するね。横向いてね。」
先生は恥ずかしくないようにタオルをかけてくれた。
「歌乃ちゃん、息吐いてね、ふーーー」
先生の掛け声とともに息を吐いた、そして薬が入ってきた。
アタシは怖くて目を瞑ったが、痛くなかった。
先生、嘘じゃなかった。
「えらかった!!また何かあったら来るから安心して寝てね!」
「先生…あのさ、」
「どうした??」
「あ、ありがとう。」
「早く元気になれよ〜!おやすみ!」
先生は行ってしまった。
アタシは魔法がかかったように朝まで眠れた。
「歌乃ちゃんこれね、お薬の煙を吸う機械なの!痛くないからね。」
口に当てられ、されるがまま吸った。
「先生もう苦しくない。」
「よく頑張ったからだよ!えらいぞ〜!」
「子供扱いするなよ。ゲホっ…」
「えへへ、、歌乃ちゃんちょっと熱が高いから、楽になるようにあと一つだけ頑張れない??」
「もう無理、先生のせいで吐いちゃったから!」
「でも呼吸楽になったでしょ笑!」
「全くなってない!!!」
「じゃあ、もう一回やろうか??ニヤ。」
「あ、楽になって来た!!かも!」
「それはよかったね〜!!」
この先生優しいの?Sなの?どっち!!
「九重先生、持って来ますね」
看護師さんが何かを持ってくるみたい…
痛いものだったら絶対嫌だからね。
「…先生ってさ…九重って言うの?」
歌乃の主治医の先生
九重大輝先生 ここのえたいき
「歌乃ちゃん俺のこと覚えてない?」
「うん、知らない」
「え〜悲しいなぁ!!!健康診断で診察したんだけど…」
「そんなの何でいちいち覚えてるの?キモすぎ!!笑笑」
「歌乃ちゃんはね、特別覚えてるの。この子ギャルみたいな見た目なのに実は病院怖いんだなぁ〜って。笑笑」
「こ、怖くねえし!!」
「じゃあ、熱下げるためにあと一つだけ頑張れるよね????」
「それとこれとは違う!!!怒」
先生と言い合いをしていると、看護師さんが何かを持ってきて先生に渡した。
「歌乃ちゃん、熱を下げるために座薬入れよう!痛くないから!安心してよ。」
「座薬ってなに!?」
「お尻から薬を入れるんだよ!大丈夫痛くないよ!」
「そんなの無理!やった事ない!!!絶対嫌だ涙。。」
先生にお尻を見られるのが嫌なんじゃなくて、やった事ないことをやることが怖い。
「先生じゃ恥ずかしければ、看護師さんに頼もうか?」
「絶対嫌だ、無理!涙」
「これ入れば熱下がって楽になる!朝までぐっすり!!約束するよ!」
嫌がっている歌乃に先生が耳元で囁いた。
「来年も健康診断担当するんだよなぁ〜歌乃ちゃんって病院怖いんだよ〜ってみんなに言っちゃおっかな〜?」
「それは絶対ダメ!!!!」
「じゃあ頑張ろう!!」
このクソ野郎、弱み握りやがって…
でもこの辛いの治るならいいかも。
歌乃はうなずいた。
「すぐ看護師さん呼んでくるね!」
「待って…」
「ちょっとだけだよ、ほんのちょっとだけ怖い気がするから先生がやって…」
「うん、わかったよ!準備するね。横向いてね。」
先生は恥ずかしくないようにタオルをかけてくれた。
「歌乃ちゃん、息吐いてね、ふーーー」
先生の掛け声とともに息を吐いた、そして薬が入ってきた。
アタシは怖くて目を瞑ったが、痛くなかった。
先生、嘘じゃなかった。
「えらかった!!また何かあったら来るから安心して寝てね!」
「先生…あのさ、」
「どうした??」
「あ、ありがとう。」
「早く元気になれよ〜!おやすみ!」
先生は行ってしまった。
アタシは魔法がかかったように朝まで眠れた。