先生×アタシ×先生

少し体はダルいがだいぶ良くなってきた！

今日は少し楽譜を読んで勉強しよう。

早く退院してピアノを弾きたい。

歌を歌いたい。

「暇だなぁ〜。」

…

「ｶﾞﾗｶﾞﾗ〜」

「ウタ〜！！！」

元気すぎるほどの勢いで入ってきた奏。

「奏！！！」

「ウタに会いたくて来ちゃった！！」

「嬉しい〜！奏は学校は？？」

「何言ってんの！今日は日曜日だよ！」

「曜日感覚なくなってたわ笑笑」

「ウタ元気そうでよかった！！」

「ハジケルほどの元気だぜ！！」

本当は少しダルかったが、奏に元気を見せた。

奏のお陰で今日はとても楽しかった。

ありがとう。

またいつ苦しくなっちゃうか、痛いことをされるか、ずっと考えてたんだ。

早く退院して学校に行きたい。

奏と夕方まだ話して、帰って行った。

昨日の夜みたいに苦しくなっちゃったらどうしよう。

「ﾊｰﾊｰ、ちょっと苦しい、、」

昨日の苦しくなった時のことを考えると不安で呼吸が乱れた。