完璧幼なじみは私に耽溺していました
朔くんとお父さん、お母さんに良くしてもらっているけれど、一番お世話になっているのは朔くん。







いつも私の部屋のドア前で準備するのを待ってくれているんだ。





今日から朔くんのお父さんの弟さん、つまり朔くんの叔父さんにあたる人が学園長の、小豆島学園に通うことに。




ちなみに、お父さんとお母さん、朔くんの両親の母校らしい。





「ここ? 着替え終わった?」





中学卒業以来の、この感じ。



懐かしいなぁ……。



なんて思い出に浸っていると、朔くんが現実に引き戻す。






「ここ? どうかした?」


「うっ、ううん! なんでもないよっ……」
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