私達は結婚したのでもう手遅れです!
第19話 夫婦ですよね!?
目覚めた時もそのあたたかな腕の中に私はいた―――
そっと冬悟さんの顔を見上げると、穏やかな表情をして眠っていた。
いつもの気を張り詰めたような空気はない。
それが嬉しくて、ほっぺをつついてみる。
む……お肌にハリがありますね。
特にお手入れなんてしていないはずなのに私よりキメ細かな肌じゃないですか?
「……すごく不公平です」
まつげも長いし、白い肌はお人形みたい。
じいっーと見つめていると起きそうな雰囲気を感じて、慌てて寝たふりをした。
ほっぺをつついたことがバレると恥ずかしい。
起きたのか、私を起こさないように気遣って、そっと腕を解く。
そして、ふわりと髪が私のまぶたにかかったかと思うとキスをされた。
う、うわぁー!
私がほっぺつつくのなんて、初級中の初級。
なるほど……これが上級者ですか。
勉強になる。
冬悟さんが私からそっと顔を離したのが気配でわかった。
そっと冬悟さんの顔を見上げると、穏やかな表情をして眠っていた。
いつもの気を張り詰めたような空気はない。
それが嬉しくて、ほっぺをつついてみる。
む……お肌にハリがありますね。
特にお手入れなんてしていないはずなのに私よりキメ細かな肌じゃないですか?
「……すごく不公平です」
まつげも長いし、白い肌はお人形みたい。
じいっーと見つめていると起きそうな雰囲気を感じて、慌てて寝たふりをした。
ほっぺをつついたことがバレると恥ずかしい。
起きたのか、私を起こさないように気遣って、そっと腕を解く。
そして、ふわりと髪が私のまぶたにかかったかと思うとキスをされた。
う、うわぁー!
私がほっぺつつくのなんて、初級中の初級。
なるほど……これが上級者ですか。
勉強になる。
冬悟さんが私からそっと顔を離したのが気配でわかった。