私達は結婚したのでもう手遅れです!
「冬悟さんの代わりに新婚旅行の行き先を選ぶという立派な仕事です」
「そうだ。好きな場所を選べ。どこでもいいぞ」
「待ってください!多数決で決めましょう!」
「いいぞ。羽花の行きたいところでいいと思っている人間は?」
冬悟さんと仙崎さんが手をあげる。
私だけが手をあげていない。
二対一。
多数決は圧倒的に私が不利なような気がした。
でも、決まってしまったのでおとなしく新婚旅行先を選ぶという仕事を始めた。
なんとなく、腑に落ちない気持ちのまま、パンフレットをめくった。
さっき、さりげなく仙崎さんがくれたパンフレットは私の好みにぴったりなものだった。
南国の綺麗な景色が目を引く。
さすが仙崎さん。
チョイスが大人だ。
プライベートビーチから見える夕焼け、白い砂浜の写真はもうムードたっぷり。
私と冬悟さんのイチャイチャビーチ想像する。
素敵すぎるっ!
ここキープ、キープですよ!
「そうだ。好きな場所を選べ。どこでもいいぞ」
「待ってください!多数決で決めましょう!」
「いいぞ。羽花の行きたいところでいいと思っている人間は?」
冬悟さんと仙崎さんが手をあげる。
私だけが手をあげていない。
二対一。
多数決は圧倒的に私が不利なような気がした。
でも、決まってしまったのでおとなしく新婚旅行先を選ぶという仕事を始めた。
なんとなく、腑に落ちない気持ちのまま、パンフレットをめくった。
さっき、さりげなく仙崎さんがくれたパンフレットは私の好みにぴったりなものだった。
南国の綺麗な景色が目を引く。
さすが仙崎さん。
チョイスが大人だ。
プライベートビーチから見える夕焼け、白い砂浜の写真はもうムードたっぷり。
私と冬悟さんのイチャイチャビーチ想像する。
素敵すぎるっ!
ここキープ、キープですよ!