私達は結婚したのでもう手遅れです!
私と百花は竜江さんがなにかいう前にたたみかけるようにして言った。
「スポンジどこだよ!?生クリームにフルーツのせてあるだけだろ!?」
「ケーキなのに……」
私と百花はしょんぼりした。
あれもこれもとのせすぎたのが悪かった。
生クリームをたくさん食べたいと思ったのと、フルーツが大量にあったせいで、ついノリノリでのせてしまったのだ。
すっかりスポンジが見えなくなり、生クリームの山にフルーツがのっているようにしか見えない。
わかってる。
こんなのケーキじゃないよね……
「ケーキだな」
「へっ!?冬悟さん、それはいくらなんでも―――」
竜江さんがどんっと足で冬悟さんに蹴飛ばされた。
それもかなり強めに。
吹き飛んだ竜江さんが受け身をとって、転がった。
さすが竜江さん。
瞬発力がある。
「羽花。頑張ったな」
「そうですか!?」
「ああ」
「スポンジどこだよ!?生クリームにフルーツのせてあるだけだろ!?」
「ケーキなのに……」
私と百花はしょんぼりした。
あれもこれもとのせすぎたのが悪かった。
生クリームをたくさん食べたいと思ったのと、フルーツが大量にあったせいで、ついノリノリでのせてしまったのだ。
すっかりスポンジが見えなくなり、生クリームの山にフルーツがのっているようにしか見えない。
わかってる。
こんなのケーキじゃないよね……
「ケーキだな」
「へっ!?冬悟さん、それはいくらなんでも―――」
竜江さんがどんっと足で冬悟さんに蹴飛ばされた。
それもかなり強めに。
吹き飛んだ竜江さんが受け身をとって、転がった。
さすが竜江さん。
瞬発力がある。
「羽花。頑張ったな」
「そうですか!?」
「ああ」