私達は結婚したのでもう手遅れです!
「冬悟さんと一緒に食べようと思って、待ってたんですよ」
「いや、冬悟さんって生クリームは苦手……」
仙崎さんが回し蹴りを放ち、それを竜江さんが腕でガードした。
「自分もいただけますか」
仙崎さんの言葉に冬悟さんは黙ってうなずいた。
「どうぞ!仙崎さんもケーキが好きでよかったです」
「竜江。お前は生クリームを食べろよ」
「命令!?」
竜江さんの皿に生クリームをどっさりおかれた。
百花がティーポットを竜江さんのそばにおいた。
お茶をすぐに飲めるようにだろうか。
竜江さん、紅茶が好きなんだなぁと思いながら、皿に取り分けた。
真っ白な生クリームとフルーツ。
カレー用のスプーンで私と百花はすくって食べた。
「わぁー!生クリーム、おいしいですねぇー」
「そうだな」
冬悟さんは優しく微笑んでいた。
ただ竜江さんだけはテーブルに撃沈して、動かなかった。
ちょっと私と冬悟さんがいちゃいちゃしすぎたかもしれませんね?
百花が竜江さんの生クリームを減らし、皿にフルーツをいれてあげるのを眺めながら、そう思っていた。
のんきな私は―――
「いや、冬悟さんって生クリームは苦手……」
仙崎さんが回し蹴りを放ち、それを竜江さんが腕でガードした。
「自分もいただけますか」
仙崎さんの言葉に冬悟さんは黙ってうなずいた。
「どうぞ!仙崎さんもケーキが好きでよかったです」
「竜江。お前は生クリームを食べろよ」
「命令!?」
竜江さんの皿に生クリームをどっさりおかれた。
百花がティーポットを竜江さんのそばにおいた。
お茶をすぐに飲めるようにだろうか。
竜江さん、紅茶が好きなんだなぁと思いながら、皿に取り分けた。
真っ白な生クリームとフルーツ。
カレー用のスプーンで私と百花はすくって食べた。
「わぁー!生クリーム、おいしいですねぇー」
「そうだな」
冬悟さんは優しく微笑んでいた。
ただ竜江さんだけはテーブルに撃沈して、動かなかった。
ちょっと私と冬悟さんがいちゃいちゃしすぎたかもしれませんね?
百花が竜江さんの生クリームを減らし、皿にフルーツをいれてあげるのを眺めながら、そう思っていた。
のんきな私は―――