私達は結婚したのでもう手遅れです!
ワインに詳しくない私でも雰囲気を楽しんでいると、『たくさん買っていただきありがとうございます。お嬢ちゃんに自家製のリンゴジュースどうぞ』と言われて、経営者らしい老夫婦から一瓶いただいてしまった。
ちょっとお嬢ちゃんに引っかかったけど、迫力ある三人といたらお嬢ちゃん呼びされてしまうのもうなずける。
そんなワイナリーで竜江さんが一番張り切っていたのを私はしっかりこの目で見ているんですよ!!
「竜江さんだって、ワインと日本酒、たくさん買ってたじゃないですか」
「別にいいだろ!それくらい!」
「カード払いしてたくせに」
「俺はそこだけ!ワリナリーだけだし!」
「そんな言い逃れできると思っているんですか?もしかして、彼女さんですか?特別に包装してもらっていたのをみていたんですよ?」
珍しく竜江さんが言葉に詰まった。
ふっ……!
人妻となった私。
ちょっとお嬢ちゃんに引っかかったけど、迫力ある三人といたらお嬢ちゃん呼びされてしまうのもうなずける。
そんなワイナリーで竜江さんが一番張り切っていたのを私はしっかりこの目で見ているんですよ!!
「竜江さんだって、ワインと日本酒、たくさん買ってたじゃないですか」
「別にいいだろ!それくらい!」
「カード払いしてたくせに」
「俺はそこだけ!ワリナリーだけだし!」
「そんな言い逃れできると思っているんですか?もしかして、彼女さんですか?特別に包装してもらっていたのをみていたんですよ?」
珍しく竜江さんが言葉に詰まった。
ふっ……!
人妻となった私。