私達は結婚したのでもう手遅れです!
「竜江はそんな女がタイプなんだろう?本当にお前はマゾいな。ほら、羽花。ご当地キャラクターのキーホルダー」
「あっ!買うの忘れるところでした」
「小学生か」
竜江さんがさっきの仕返しとばかりに言ってきた。
「わかってないですね。こういうのがいいんですよ。そうだ。百花にも買って行ってあげよう」
「えっ!?百花―――百花ちゃんもそういうの好きなのか?」
「そうですよ。女子に人気のキャラクター、ご当地グッズは私も百花も憧れだったから」
竜江さんは真剣な顔をしていた。
「早く言えよ!」
なぜか叱られた。
けれど、竜江さんに構っている場合じゃない。
ご当地キャラグッズはいろいろあるから、厳選しなくちゃ。
一番可愛いのを買うんですよ!
「ひとつでいいのか?全部、買えばいいだろう?」
「揃えていく過程を楽しむんです。旅行にくるたびに一つずつ買おうと思って」
「可愛いな、羽花は」
「あっ!買うの忘れるところでした」
「小学生か」
竜江さんがさっきの仕返しとばかりに言ってきた。
「わかってないですね。こういうのがいいんですよ。そうだ。百花にも買って行ってあげよう」
「えっ!?百花―――百花ちゃんもそういうの好きなのか?」
「そうですよ。女子に人気のキャラクター、ご当地グッズは私も百花も憧れだったから」
竜江さんは真剣な顔をしていた。
「早く言えよ!」
なぜか叱られた。
けれど、竜江さんに構っている場合じゃない。
ご当地キャラグッズはいろいろあるから、厳選しなくちゃ。
一番可愛いのを買うんですよ!
「ひとつでいいのか?全部、買えばいいだろう?」
「揃えていく過程を楽しむんです。旅行にくるたびに一つずつ買おうと思って」
「可愛いな、羽花は」