私達は結婚したのでもう手遅れです!
こくっとうなずくと冬悟さんはメガネをはずし、シャツの胸ポケットに差し込んで微笑んだ。
メガネがない冬悟さんは印象が違う―――なにか思い出しかけたのにそれを塗りつぶすように深いキスをされ、もうなにも考えられなくなって、その場に崩れ落ちた。
それでも、冬悟さんはやめてはくれない。
体に触れていると冬悟さんの感情が伝わってくるような気がした。
なぜだろう。
激しくて、どこか切ない。
まるで渇きを癒すようなキスだった―――
メガネがない冬悟さんは印象が違う―――なにか思い出しかけたのにそれを塗りつぶすように深いキスをされ、もうなにも考えられなくなって、その場に崩れ落ちた。
それでも、冬悟さんはやめてはくれない。
体に触れていると冬悟さんの感情が伝わってくるような気がした。
なぜだろう。
激しくて、どこか切ない。
まるで渇きを癒すようなキスだった―――