私達は結婚したのでもう手遅れです!
第6話 一瞬の違和感
あのまま、キスをされて流されてしまうかと思っていたけど、冬悟さんに限って、そんなことはなかった。
やっぱり大人だなぁ……
うっとりしながら、メガネをかけなおした冬悟さんを見つめた。
落ち着いてるし、そっと抱き起してくれるとこなんて繰り返し脳内再生してしまう。
そんな私をよそに冬悟さんは私に部屋のライトのスイッチがどこにあるのかを教えてくれた。
「食事はデリバリーメニューがここに置いてありますから、好きな物を頼んでください」
「えっ!?毎日ですか?」
「そうですよ?一階にカフェがありますから、そこで朝食をとってますね」
「は、はあ」
「今日は蕎麦を頼みましょうか」
冬悟さんは蕎麦屋のメニューを手にしていた。
そして、夕飯は引っ越しそばの出前を頼んでくれて、私がここにきたお祝いに甘い柚子のお酒を用意してくれた。
やっぱり大人だなぁ……
うっとりしながら、メガネをかけなおした冬悟さんを見つめた。
落ち着いてるし、そっと抱き起してくれるとこなんて繰り返し脳内再生してしまう。
そんな私をよそに冬悟さんは私に部屋のライトのスイッチがどこにあるのかを教えてくれた。
「食事はデリバリーメニューがここに置いてありますから、好きな物を頼んでください」
「えっ!?毎日ですか?」
「そうですよ?一階にカフェがありますから、そこで朝食をとってますね」
「は、はあ」
「今日は蕎麦を頼みましょうか」
冬悟さんは蕎麦屋のメニューを手にしていた。
そして、夕飯は引っ越しそばの出前を頼んでくれて、私がここにきたお祝いに甘い柚子のお酒を用意してくれた。