私達は結婚したのでもう手遅れです!
あんな大学生のような姿だけど、竜江さんは仕事ができるらしく、何度か部下のような人達が指示を求めにきていた。
その時の顔つきは真剣そのもので大人びて見えるから不思議だ。
それに比べ、私の仕事はラベル貼り。
はぁっとため息をつくと竜江さんがにこっと微笑んだ。
「礼華さんのことは気にしないほうがいいですよ。家同士の決め事ってだけなんですから」
「気にします」
「そりゃそうでしょうね」
わかってるなら、変な慰めはやめてほしい。
心の中がトゲトゲしくなっている私としては竜江さんに八つ当たりしてしまいそうだった。
「礼華さんって美人ですよね」
「美人ですね。胸も大きいし、スタイルも抜群。気の強い女が好きな男なら迫られても悪い気はしないでしょうねえ」
ぐっ……!
この人、正直すぎる。
「と、冬悟さんって礼華さんとは長い付き合いなんですか?」
その時の顔つきは真剣そのもので大人びて見えるから不思議だ。
それに比べ、私の仕事はラベル貼り。
はぁっとため息をつくと竜江さんがにこっと微笑んだ。
「礼華さんのことは気にしないほうがいいですよ。家同士の決め事ってだけなんですから」
「気にします」
「そりゃそうでしょうね」
わかってるなら、変な慰めはやめてほしい。
心の中がトゲトゲしくなっている私としては竜江さんに八つ当たりしてしまいそうだった。
「礼華さんって美人ですよね」
「美人ですね。胸も大きいし、スタイルも抜群。気の強い女が好きな男なら迫られても悪い気はしないでしょうねえ」
ぐっ……!
この人、正直すぎる。
「と、冬悟さんって礼華さんとは長い付き合いなんですか?」