恥ずかしがり屋な彼氏
「…ん」
あれ、なんで俺布団で…。
確か熱誤魔化そうと決めて…。
ああ、俺ぶっ倒れたのか。
…んん゛?じゃあなんで俺は布団で寝てる?
まさか…
「あっ、竜ちゃん起きたんだ!!」
…やっぱり。最悪だ。
コイツのコトだからきっとア~ンしてとかやってくる。
「あ、竜ちゃんお腹すいてるよね。そっかぁ、空いてるかぁ。ちょうど今お粥作ったの♪
はい!!ア~ン!!」
「ちょっ、やめろって!!
こんな年にもなってア~ンとかいらねぇよ!!」
「もぉ~、恥ずかしがりやさんめ!!
あ、忘れてた!!こんな弱ってる竜ちゃん珍しいからみんなに知らせたよ。」
「え゛!?」
「みんなにラブラブな私たちを見せようね?」
ピンポ~ン。
「あ、みんな来たみたい♪」
「し、志穂に和樹に葵まで!?
あっ、ちょっ、掴むな!!アホ和樹!!」
「凛ちゃん今のうちだ!!俺が竜一を捕まえてるうちにラブラブしてしまえ!!」
「や゛め゛ろ゛~」
☆終わり