恥ずかしがり屋な彼氏



…バンッ!!!!!!


「てめぇら!!いい加減にしやがれぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「「ひっ!!!!」」

「お前ら…そこになおれや。」

「「は、はい」」


や、ヤバい…、これは本気で機嫌が悪いよぉ。
どうしよぉ、とチラッとブラコンの方を見る。

ブラコンもヤバいと思ったのだろう、顔が真っ青になっていた。


「お前らさぁ~人が頑張って飯作ってるときにうっせぇんだよ。マジでウザい。もういい。俺はこれ以上イラつきたくねぇし怒鳴りたくもない。だからもう寝る。お前ら勝手にやってろ。
…あ、それと凛。」

「は、はい。」

「今日寝室に入ってくんなよ?リビングにでも寝とけ。」


と言って竜一はバンッ!!と寝室のドアを閉めた。

「わ、私知らなぁいっと。か、帰ろ~っと。じゃあね♪バカ凛。」


と亜美はソソクさと帰っていった。

しかし凛は亜美が帰ったことなんて全く気にしていなかった。
それより頭の中は…


えっ?うそ…今日竜ちゃんと一緒に寝れないの?
そんなのやだやだ。いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ~。


「竜ちゃんごめんなさぁ~いぃ。」


その後…

ごめんなさぁ~いぃ。と寝室の前で夜中ずっと泣くので仕方無く許した竜一でした。










☆終わり
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