闇夜ヨルの恐怖記録 5
しかし、予想に反して次の相談はその日の放課後すぐにやってきた。
「3人共、昨日のたて続きで申し訳ないんだけれど、友達の相談にのってくれないかな?」
西川さんと共に現れたのは園芸部の女の子で、飯田さんという名前の子だった。
西川さんと同じようなおとなしい雰囲気だけれど、その表情はほんとうに困り果てている様子だ。
3人はすぐにメモ帳を取り出して飯田さんから説明を聞く準備を整えた。
「園芸部では今花を育てているの。もうつぼみもできてもうすぐ花が咲く時期なんだけど、なにかが花壇を踏み荒らして、花が折れちゃってるの」
そう言われて3人は飯田さんと西川さんと共にその花壇へ向かった。
学校裏の比較的日当たりの良い場所にその花壇はあった。
しかし飯田さんの説明の通りなにものかによて花壇は踏み荒らされていて、花は一本もついていない状態だ。
「これはひどいな」
ジュンイチは花壇を見た瞬間顔をしかめた。
「でもこれ、動物の足跡じゃないか?」
気がついたのはテツヤだった。
しゃがみこんで花壇の土を確認してみると、たしかに野生動物と思われる足跡が残っている。
足跡は花壇全体についていて、踏み荒らしたことが明白だった。
「3人共、昨日のたて続きで申し訳ないんだけれど、友達の相談にのってくれないかな?」
西川さんと共に現れたのは園芸部の女の子で、飯田さんという名前の子だった。
西川さんと同じようなおとなしい雰囲気だけれど、その表情はほんとうに困り果てている様子だ。
3人はすぐにメモ帳を取り出して飯田さんから説明を聞く準備を整えた。
「園芸部では今花を育てているの。もうつぼみもできてもうすぐ花が咲く時期なんだけど、なにかが花壇を踏み荒らして、花が折れちゃってるの」
そう言われて3人は飯田さんと西川さんと共にその花壇へ向かった。
学校裏の比較的日当たりの良い場所にその花壇はあった。
しかし飯田さんの説明の通りなにものかによて花壇は踏み荒らされていて、花は一本もついていない状態だ。
「これはひどいな」
ジュンイチは花壇を見た瞬間顔をしかめた。
「でもこれ、動物の足跡じゃないか?」
気がついたのはテツヤだった。
しゃがみこんで花壇の土を確認してみると、たしかに野生動物と思われる足跡が残っている。
足跡は花壇全体についていて、踏み荒らしたことが明白だった。