闇夜ヨルの恐怖記録 5
そこにあったのは見たことのないスポーツドリンクで、『能力ドリンク』という商品名が書かれていた。
「なんか面白そうな飲み物だな。一本買ってみようか」
ちょうど喉が乾いていてたカツユキはすぐに飛びついた。
値段は500ミリのペットボトルなのに50円だ。
毎月お小遣いを気にして遊ばないといけない中学生にとっては、とびきりの破格だ。
結局3人共同じスポーツドリンクを購入することになった。
「いつもこのくらいの値段ならいいのになぁ」
再びブラブラと歩きながらテツヤが会話を続ける。
「それは無理だろ。それよりこれ、面白い説明が書いてあるぞ」
カツユキが蓋を開ける前にペットボトルに書かれている文字を読み上げ始めた。
「このドリンクは能力ドリンクです。例えば度胸を付けたい時に飲めば度胸がついて、恐怖心を消したいときに飲めば恐怖心が消えます。ただし、このドリンクはいつでも手に入るものではありません。大切に飲んでください。だってさ!」
「面白いことを書いてあるな」
ジュンイチもその文章を読んで笑っている。
子供を楽しませるためのひと手間と言ったところみたいだ。
「なんか面白そうな飲み物だな。一本買ってみようか」
ちょうど喉が乾いていてたカツユキはすぐに飛びついた。
値段は500ミリのペットボトルなのに50円だ。
毎月お小遣いを気にして遊ばないといけない中学生にとっては、とびきりの破格だ。
結局3人共同じスポーツドリンクを購入することになった。
「いつもこのくらいの値段ならいいのになぁ」
再びブラブラと歩きながらテツヤが会話を続ける。
「それは無理だろ。それよりこれ、面白い説明が書いてあるぞ」
カツユキが蓋を開ける前にペットボトルに書かれている文字を読み上げ始めた。
「このドリンクは能力ドリンクです。例えば度胸を付けたい時に飲めば度胸がついて、恐怖心を消したいときに飲めば恐怖心が消えます。ただし、このドリンクはいつでも手に入るものではありません。大切に飲んでください。だってさ!」
「面白いことを書いてあるな」
ジュンイチもその文章を読んで笑っている。
子供を楽しませるためのひと手間と言ったところみたいだ。