闇夜ヨルの恐怖記録 5
「いくぞ、よーい、どん!」
ジュンイチが合図を送ってくれて同時に駆け出した。
しかしさっきに比べれば体は重たくて、足は全然前に出ていかない。
隣のカツユキを見ても同じように苦しげな様子で走っている。
ものの100メートルほどで息が切れ始めて立ち止まってしまった。
「なんだよ、もう能力が消えてるのか」
カツユキが倒れ込むように寝転んでつぶやく。
その声もひどく乱れていた。
たった100メートルを全力疾走しただけで、汗が吹き出している。
「どうにかドリンクを調達したいけれど無理そうだし、必要なときに必要な分だけ飲むようにしないとな」
ゆっくりと歩いてきたジュンイチが言う。
大丈夫。
ペットボトルのドリンクはまだ半分以上の残っている。
テツヤは自分にそう言い聞かせたのだった。
ジュンイチが合図を送ってくれて同時に駆け出した。
しかしさっきに比べれば体は重たくて、足は全然前に出ていかない。
隣のカツユキを見ても同じように苦しげな様子で走っている。
ものの100メートルほどで息が切れ始めて立ち止まってしまった。
「なんだよ、もう能力が消えてるのか」
カツユキが倒れ込むように寝転んでつぶやく。
その声もひどく乱れていた。
たった100メートルを全力疾走しただけで、汗が吹き出している。
「どうにかドリンクを調達したいけれど無理そうだし、必要なときに必要な分だけ飲むようにしないとな」
ゆっくりと歩いてきたジュンイチが言う。
大丈夫。
ペットボトルのドリンクはまだ半分以上の残っている。
テツヤは自分にそう言い聞かせたのだった。