闇夜ヨルの恐怖記録 5
手のひらの上で転がしてみると太陽の光に照らされてキラキラと輝く。


「こんなの見たことない。なんの種なんだろう?」


ジッと見つめてみてもわからなくて、アサミはハンカチを取り出すと種をくるんだ。


なにが出てくるのかわからないけれど、こんなに綺麗な種だもん。


きっと綺麗な花が咲くに決まってる!


アサミはハンカチを大切にポケットにしまって鼻歌まじりに帰宅したのだった。
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