闇夜ヨルの恐怖記録 5
☆☆☆
花壇に到着したとき、すでに4人の生徒たちが水やりをしに来ていた。
アサコはそっと近づいて「あの……」と、おずおずと声をかける。
「はい」
3年生と思われる女子生徒がアサミに気がついて手を止めた。
「えっと、委員会の人たちですよね?」
「そうですけど」
「あの、えっと、この前グラウンドで不思議な種を見つけたんです」
「種?」
「はい。虹色に光る種なんですけど、知ってますか?」
その質問に女子生徒は眉間にシワを寄せて首を傾げた。
花壇に到着したとき、すでに4人の生徒たちが水やりをしに来ていた。
アサコはそっと近づいて「あの……」と、おずおずと声をかける。
「はい」
3年生と思われる女子生徒がアサミに気がついて手を止めた。
「えっと、委員会の人たちですよね?」
「そうですけど」
「あの、えっと、この前グラウンドで不思議な種を見つけたんです」
「種?」
「はい。虹色に光る種なんですけど、知ってますか?」
その質問に女子生徒は眉間にシワを寄せて首を傾げた。