闇夜ヨルの恐怖記録 5
☆☆☆
練習場所を変えてみてもアサミの演奏は昨日とあまり変化がなかった。
むしろ練習すればするほど下手くそになって行く気がする。
「ちゃんと上手だから大丈夫よ」
お母さんにそう言われても納得できないくらいに落ち込んでしまう。
「ほんの少し部活をサボっただけなのに、どうして?」
帰ってから自室のベッドに突っ伏してつぶやく。
今まで努力して努力して、それで少し休んだだけだ。
遊びに出かけるのは楽しかったし、知らなかったことを知ることもできた。
それが、そんなにいけないことだったんだろうか。
悔しくて下唇を噛んだ時、スマホが震えた。
クラスの友人からのメッセージだ。
《明日遊びに行かない?》
かわいいスタンプと共に送られてきたメッセージ。
明日も練習だよ。
そう返事をうちかけた指を途中で止める。
少し考えてから、《明日は開いてるから遊べるよ》と、返事をしたのだった。
練習場所を変えてみてもアサミの演奏は昨日とあまり変化がなかった。
むしろ練習すればするほど下手くそになって行く気がする。
「ちゃんと上手だから大丈夫よ」
お母さんにそう言われても納得できないくらいに落ち込んでしまう。
「ほんの少し部活をサボっただけなのに、どうして?」
帰ってから自室のベッドに突っ伏してつぶやく。
今まで努力して努力して、それで少し休んだだけだ。
遊びに出かけるのは楽しかったし、知らなかったことを知ることもできた。
それが、そんなにいけないことだったんだろうか。
悔しくて下唇を噛んだ時、スマホが震えた。
クラスの友人からのメッセージだ。
《明日遊びに行かない?》
かわいいスタンプと共に送られてきたメッセージ。
明日も練習だよ。
そう返事をうちかけた指を途中で止める。
少し考えてから、《明日は開いてるから遊べるよ》と、返事をしたのだった。