闇夜ヨルの恐怖記録 5
☆☆☆
「ついに今週の水曜日だね」
翌日、昼休憩になると隣のクラスのサトコが遊びにきたので、中庭で日向ぼっこをしていた。
給食でお腹もいっぱいになっていて、ついウトウトしてしまう。
「ねぇアサミ、聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
慌てて返事をするものの、意識は遠くなってきてしまう。
食後ってどうしてこんなに気持ちいんだろう。
「まぁ、ライバルはニナだから、余裕か」
サトコはそう言って笑い、パックのジュースを飲み干した。
「まぁね。私はニナには負けないし」
昨日の練習している演奏を思い出してみても、ニナの音はまだまだ弱い。
それは確実なことだった。
「さすがアサミ! じゃあさ、今日はまた遊びに行かない?」
その誘いに一瞬言葉に詰まった。
今日からまだ部活動があるけれどそれをサボろうと言われているのだ。
「ついに今週の水曜日だね」
翌日、昼休憩になると隣のクラスのサトコが遊びにきたので、中庭で日向ぼっこをしていた。
給食でお腹もいっぱいになっていて、ついウトウトしてしまう。
「ねぇアサミ、聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
慌てて返事をするものの、意識は遠くなってきてしまう。
食後ってどうしてこんなに気持ちいんだろう。
「まぁ、ライバルはニナだから、余裕か」
サトコはそう言って笑い、パックのジュースを飲み干した。
「まぁね。私はニナには負けないし」
昨日の練習している演奏を思い出してみても、ニナの音はまだまだ弱い。
それは確実なことだった。
「さすがアサミ! じゃあさ、今日はまた遊びに行かない?」
その誘いに一瞬言葉に詰まった。
今日からまだ部活動があるけれどそれをサボろうと言われているのだ。