闇夜ヨルの恐怖記録 5
「やっぱ探偵ってカッコイイよなぁ」
ドラマを見終えたテツヤが心底そうつぶやいたので、他の2人は同時に笑い出した。
「それはドラマだからだろ。役者は決められたセリフを言って、決められたストーリーを作ってるだけだ。だからあんなにうまくいくんだよ」
現実的なジュンイチの言葉に思わず頬をふくらませる。
「そんなことくらいわかってるよ。でも憧れなんだよ」
どうやらテツヤは本当に探偵に憧れているらしい。
そう理解したカツユキはペンとブルーのメモ帳を持ってきた。
「だったら俺たちでやってみるか?」
「は?」
テツヤはカツユキの言葉に聞き返す。
「探偵だよ、探偵」
今度はジュンイチが目をパチクリさせた。
そんな2人を見てカツユキはメモ帳にペンを走らせる。
《恐怖中学校放課後探偵団》
メモ帳の表紙に書かれた文字にテツヤが目をしばたたかせた。
「恐怖中学校放課後探偵団」
声に出して読んでみるとなんだか体がくすぐったい感じがした。
ドラマを見終えたテツヤが心底そうつぶやいたので、他の2人は同時に笑い出した。
「それはドラマだからだろ。役者は決められたセリフを言って、決められたストーリーを作ってるだけだ。だからあんなにうまくいくんだよ」
現実的なジュンイチの言葉に思わず頬をふくらませる。
「そんなことくらいわかってるよ。でも憧れなんだよ」
どうやらテツヤは本当に探偵に憧れているらしい。
そう理解したカツユキはペンとブルーのメモ帳を持ってきた。
「だったら俺たちでやってみるか?」
「は?」
テツヤはカツユキの言葉に聞き返す。
「探偵だよ、探偵」
今度はジュンイチが目をパチクリさせた。
そんな2人を見てカツユキはメモ帳にペンを走らせる。
《恐怖中学校放課後探偵団》
メモ帳の表紙に書かれた文字にテツヤが目をしばたたかせた。
「恐怖中学校放課後探偵団」
声に出して読んでみるとなんだか体がくすぐったい感じがした。