闇夜ヨルの恐怖記録 5
肝心な部分だった。
西川さんの性格からして友人はそれほど多くなさそうだ。
そんな中でぬいぐるみの存在を知っているとしたら、B組の生徒である可能性が高い。
「でも、体育の授業は全員参加してたんだよな? それじゃ盗めないだろ?」
テツヤが眉を寄せてつぶやくように言う。
「そうだけど、体育の授業は男女で別々だ」
「もしかして、男子が盗んだと思ってるのか?」
ジュンイチの言葉にカツユキは驚いて目を丸くした。
テツヤもまばたきを繰り返している。
「その可能性もあるだろ? なにかの目的があって盗んだんだ」
なにかの目的ってなんだろう?
でもそれは犯人がわかれば直接聞き出すことができることだ。
「よし、そうとわかれば体育の授業中に見学していた男子がいないか、調べに行こう!」
テツヤは元気よく言って立ち上がったのだった。
西川さんの性格からして友人はそれほど多くなさそうだ。
そんな中でぬいぐるみの存在を知っているとしたら、B組の生徒である可能性が高い。
「でも、体育の授業は全員参加してたんだよな? それじゃ盗めないだろ?」
テツヤが眉を寄せてつぶやくように言う。
「そうだけど、体育の授業は男女で別々だ」
「もしかして、男子が盗んだと思ってるのか?」
ジュンイチの言葉にカツユキは驚いて目を丸くした。
テツヤもまばたきを繰り返している。
「その可能性もあるだろ? なにかの目的があって盗んだんだ」
なにかの目的ってなんだろう?
でもそれは犯人がわかれば直接聞き出すことができることだ。
「よし、そうとわかれば体育の授業中に見学していた男子がいないか、調べに行こう!」
テツヤは元気よく言って立ち上がったのだった。