❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
すると、驚く事に、縄を結ばれた、二十歳程の、竹中由利がいた。

更に、彼女達は「な・・・詩織さん・・・」と叫んだ。

彼女は驚きすぎて、気絶をしてしまった。


「お・・・お母様・・・」


「母ちゃん・・・どうして・・・こいつ・・・ばっかりなんだ?」


「な・・・何を言っているの?連・・・」


「貴方・・・子供なのに・・・何をやっているの?」


「黙れ・・・俺は・・・こいつと・・・死ぬ・・・お前らも・・・道連れにしてやる・・・」


その時、田中雄二はパシーンと平手打ちを食らい、鋭い目つきをした。

それから、田中はある事を言った。

鈴木連は我に返ると、「お・・・俺は―――。」と言って来た。


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