❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
今、中田真理は浮遊しており、何処かを歩いていた。

自分が何者か、わからなくなってしまった。

何処に行ったらよいか、わからないし、此処は何処だろう?


そんな時、彼女は胸元から、銃が転げ落ち、思わず拾ってしまった。

中田真理はじわっと涙を浮かべると、こめかみにパーンと撃とうとした。

それから、中田真理ははっと目を見張ると、そこには―――高橋満と黒田蓮見、鳩村裕子がいた。


中田真理は怖がってしまい、しゃがみ込んでしまった。

彼等は保護すると、同じく病院に連れ戻されてしまった。

仲間は安心して、高野寿は泣きながら、「良かった無事で・・・死なないでくれ!!!」と言って来た。





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