❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
そんな中、突然、小林尚子の娘―――彩佳が現れた。

そこには、警察官の姿であり、大阪本部長の馬淵篤志と言う、男性と一緒にいた。

その様子に、馬淵優子は「お・・・お父様・・・」と呼んだ。


「お前の忘れ形見・・・この子で良いのか?大阪本部長だ・・・小林洋子と言うのか?」


「そうです!!!洋子・・・」


「やめなさい・・・」


「何を言っているの?私の娘よ?」


「黙りなさい・・・この痣は・・・一体何だ?」


「え?えぇぇ?」


「えぇぇ?じゃないだろう?娘を虐待しているのか?」


「何を言っているの?私は・・・」


「お前は黙りなさい・・・虐待されているって・・・すべて吐いた。」


―――逮捕揉んだ・・・見てみろ・・・


彼女は「お・・・お母様・・・」と泣き出した。

それから、母親は逮捕されてしまい、彼女はしゃがみ込んでしまった。

田中雄二は母親をバシーンしていた。


「子供を虐待する程・・・憎かったのか?どうなんだ?」


「それは―――。」


「連れて行け・・・」


< 76 / 940 >

この作品をシェア

pagetop