❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
田村有佐は―――精神科に掛かっており、病気を治してほしい。

田中雄二は目を丸くすると、「貴方は・・・精神科に通っているんですか?」と問い質す。

田村有佐ははっきりと頷いている。


「貴方は・・・どうして?精神を病んでしまったのか?何か・・・乱暴な事をされたのか?」


「それが・・・良く・・・憶えていないのです!!!だけど、だ誰かが着け狙ってくるんです・・・」


「ストーカー行為ですね?どんな顔をしているのか?分からないんですか・・・?」


「そうです!!!だけど、怖くて怖くて・・・」


警察に届けを出してあげるから、暫く、青森県警に守らせますから。

勿論、荷物を持って行ったり、寝泊まりしていいですから。

貴方は、まだ二十歳程だから、皆、優しくしてくれるだろう。



―――わかりました。


ありがとうございました!!!



< 77 / 940 >

この作品をシェア

pagetop