❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
それから、彼等は披露宴パーティーで、お言葉を告げなければならない。

親戚の人々も、友達とかも、色々な人が来ていた。

結婚披露宴パーティーに来ている人に、言わなければならない。


『私共・・・初めて・・・夫婦になる時・・・必ず・・・互いに愛し抜くと言って見ました。愛し合うというのは・・・私たちにとって・・・人間としての気持ちでもあります!!!だから・・・時々は・・・愛している!!!そういう事にします!!!子供も欲しいですし・・・一緒に・・・遊びに連れていきたいし・・・それが・・・人生というものだと思います!!!』


それから、親戚と友達は泣いてしまっており、写真を撮られていた。

だけど、写真を取られる自覚はありながら、馬淵優子は言葉を述べた。

馬淵優子と田中雄二は堂々としており、両親の挨拶にも感動していた。


「私たちも・・・色々とありましたが・・・二人は良い夫婦になり・・・愛し合う・・・その気持ちを・・・私たちに・・・教えてくださいました・・・」


「そうです!!!二人には・・・幸せになって欲しい。」


「田中芳樹・・・田中雄二の父親ですが・・・彼女をも守ると聞いた時・・・吃驚してしまった!!!本当に・・・喧嘩別れになってしまわない様にして欲しい・・・だけど・・・二人は円満であり・・・一緒に居たいという思いは・・・正直に聞いており・・・見守る事にしました!!!」


「だ・・・だから・・・二人を宜しく・・・御願い致します!!!!」


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