偏愛しましょう、そうしましょう
「あれはタイプじゃない」
「は!? あれ以上の何を望む!?」
「いや望むとかじゃなくて……」
なんて言うか……もうちょい明るい弟キャラみたいなのがいいっていうか。
「茅世ちゃんの男の子のタイプはあれ、浅窪くんみたいな子だよね?」
「そう!」
さすが優花ちゃ〜!
浅窪哲くん。
陽キャで、いじられキャラ。あーいう弟くんっぽいのが好きなんだよね。
「だから蓮見くんは論外!」
「じゃー浅窪とくっつけよー」
あはは、と笑っていると、担任の“こばくん”こと長谷川小鳩が教室に入ってきた。
皆がぞろぞろと席につく。
「は!? あれ以上の何を望む!?」
「いや望むとかじゃなくて……」
なんて言うか……もうちょい明るい弟キャラみたいなのがいいっていうか。
「茅世ちゃんの男の子のタイプはあれ、浅窪くんみたいな子だよね?」
「そう!」
さすが優花ちゃ〜!
浅窪哲くん。
陽キャで、いじられキャラ。あーいう弟くんっぽいのが好きなんだよね。
「だから蓮見くんは論外!」
「じゃー浅窪とくっつけよー」
あはは、と笑っていると、担任の“こばくん”こと長谷川小鳩が教室に入ってきた。
皆がぞろぞろと席につく。