愛して、芹沢さん
甘い罠
「それで彼女と喧嘩中ってこと?」
午前中の講義が終わり、柑奈と風ちゃんの3人で学食を食べている今、珍しく風ちゃんが彼女と喧嘩したらしく、その原因を聞いていた。
「男ってほんっと単純でバカ!アホ!だよ」
「歴代の彼氏たちに散々騙されてきた柑奈にだけは言われたくないね」
「だからって、ハニートラップに引っかかる〜?」
「引っかかったんじゃなくて、俺は助けただけじゃん!莉央はどう思う?」
と風ちゃんの視線が向けられる。
「わたしは…風ちゃんは悪くないと思う。困ってる人を助けるのは普通のことだし。でも、どうして彼女は風ちゃんにトラップなんて仕掛けたんだろう?」
それが不思議でならない。
「俺の最近の行動が怪しいんだって」
午前中の講義が終わり、柑奈と風ちゃんの3人で学食を食べている今、珍しく風ちゃんが彼女と喧嘩したらしく、その原因を聞いていた。
「男ってほんっと単純でバカ!アホ!だよ」
「歴代の彼氏たちに散々騙されてきた柑奈にだけは言われたくないね」
「だからって、ハニートラップに引っかかる〜?」
「引っかかったんじゃなくて、俺は助けただけじゃん!莉央はどう思う?」
と風ちゃんの視線が向けられる。
「わたしは…風ちゃんは悪くないと思う。困ってる人を助けるのは普通のことだし。でも、どうして彼女は風ちゃんにトラップなんて仕掛けたんだろう?」
それが不思議でならない。
「俺の最近の行動が怪しいんだって」